~繰り返す便通異常でお悩みの方へ~
あなたに合った治療法を見つけるために、適切な検査を受けましょう
腸の蠕動運動は自律神経によってコントロールされていますが、これが乱れて過敏性腸症候群症状を起こしていると考えられています。ただし、はっきりとした原因はまだわかっていません。自律神経はストレスの影響を受けやすく、ストレスによって自律神経が乱されると蠕動運動の機能も乱され、低下すると便秘に、亢進すると下痢になります。また、腸内細菌や食事、大腸粘膜の炎症や遺伝などの関与も指摘されています。
- 腹痛、下痢や便秘、膨満感という症状を繰り返し起こす疾患で、適切な治療により改善できます。緊張などをきっかけに強い腹痛を起こし、下痢になって排便すると症状が治まるというのが代表的な過敏性腸症候群のタイプですが、便秘を起こすタイプ、下痢と便秘を繰り返すタイプ、膨満感が強く不意にガスが漏れてしまうタイプがあります。症状は他の大腸疾患と共通したものが多いのですが、検査をしても異常が認められない場合は過敏性腸症候群の可能性が高いと言えます。
体質だと思って市販薬で症状を抑えている方が多いのですが、市販薬によって症状を悪化させてお仕事や学業などに支障が及んでいるケースもあるため注意が必要です。
タイプ別にみる過敏性腸症候群
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腹痛や下痢、便秘、膨満感などを繰り返す大腸疾患は数多く存在するため、内視鏡検査で他の疾患による炎症などがないことを確認した上で過敏性腸症候群と診断されます。
こうした症状に潰瘍性大腸炎やクローン病、ポリープやがんといった疾患が隠れていた場合には、早急に治療を受ける必要があるため、内視鏡検査は不可欠です。
当院では痛みなどの不快感のない内視鏡検査(大腸カメラ)を行っており、安全な鎮静剤を使用してウトウトしている間に検査を行う無痛大腸カメラ検査も可能です。
気軽にお問い合わせください。
~苦痛を抑えて楽に受けられる、当院の大腸内視鏡検査の特徴~
- ①最新の内視鏡システムを導入
オリンパス社の最新内視鏡システム『EVIS LUCERA ELITE』を導入し
NBIの特殊な青と緑の光を照射して粘膜表層を高精細に観察し、小さな病変も見逃しません。 - ②痛みを配慮した挿入法
軸保持短縮法という挿入法は、伸び縮みする腸を短縮しながら直線的に挿入するために、左のように腸壁を圧迫することがなく、痛みがありません。この挿入法は、高い技術を必要とします。
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腸管の動きや便の硬さの調整、腸の過敏性改善、腸内細菌叢(さいきんそう)を整えるなどの薬剤から適切なものを処方していきます。ストレスの影響が強い場合には、気持ちの落ち込みや不安を抑制する薬剤を使うこともあります。腹痛からの下痢といった症状がある場合、予兆を感じた時に服用してその後に現れる症状を抑制するものもあります。薬の効果には個人差がありますので、患者様と相談しながら一番いい処方を見つけていきます。
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体質などに合わせた処方が重要です。時間をかけて便秘や下痢、膨満感などの症状を和らげていくものや、正常なお通じに導くもの、冷えを解消して症状緩和につなげるものなどがあります。ご希望があれば薬物療法と併用してお出ししています。
症状の便通異常は、生活習慣によって悪化している場合がよくあります。
ちょっとしたことに気を付けて、腸の状態を正常に戻していきましょう。
院名 | かねこ消化器内視鏡 肛門外科クリニック 水戸院 |
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住所 | 〒311-1134 茨城県水戸市百合ヶ丘町8-5 |
電話番号 | 029-304-0288 |
診療科目 | 内科、胃腸科、外科、肛門外科 |
手術待合専用のスペースをご用意しています。
大型駐車場完備でお車でお越しいただけます。