
鼠経ヘルニア(そけいヘルニア)は、腰椎(腰の骨)の間に存在する椎間板が損傷し、その内部のジェル状の物質が椎間板の外側に押し出されることで、脊髄や脊髄神経根を圧迫する状態を指します。いわゆる脱腸になります。50歳以上に多く見られ、女性より男性に多いとされています。
外鼠経ヘルニア | 男子乳幼児によく見られるヘルニアで、鼠経ヘルニアの中でも最も頻度が高く、特に右側に発生しやすい傾向があります。鼠経靭帯の外側から腸などが飛び出るタイプです。 |
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内鼠経ヘルニア | 中高年の男性に多く見られるヘルニアで、加齢による筋力低下が原因となります。鼠経靭帯の内側から腸などが飛び出るタイプです。 |
大腿ヘルニア | 中高年で出産経験のある女性に多いヘルニアです。大腿部の筋肉や腹膜が弱くなり、腸などが飛び出るタイプです。 |
手術せず、放置していると嵌頓(かんとん)と呼ばれる膨らんだ部分が元に戻らに状態になり、膨らんだ部分が硬くなります。
嵌頓とは…
しこりや膨らみ部分が押しても戻らなくなる状態で、血流が悪化し壊死する可能性があります。特に大腿ヘルニアや男性の外鼠径ヘルニアは嵌頓を発症するリスクが高いとされるため、注意が必要です。もし太ももの内側や付け根部分にしこりや膨らみが見られたら、すぐに専門医の診察を受けることをお勧めします。
鼠経ヘルニアは良性の病気ですが、放置すると嵌頓を引き起こし、命にかかわる可能性があります。そのため、鼠経ヘルニアは早めの治療が重要です。嵌頓の発生率は全体の約5%程度であり、ヘルニアの部位によって異なります。
鼠経ヘルニアは薬物療法や運動療法では治すことができず、手術以外の治療法は存在しません。子供の場合には稀に自然治癒することがありますが、成人の場合には自然治癒は期待できません。
かつて使用されていたヘルニアバンド(脱腸帯)は対処療法であり、ヘルニアを押さえ込むためのものでしたが、現在は効果的な治療法としては使用されていません。専門医による適切な手術手法が確立されており、再発のリスクを減らしながら患者の負担を軽減することが可能です。
当院では患者様の状態に応じた適切な手術を行い、再発の少ない治療を提供しています。お気軽にご相談ください。
当院では、通常の日帰り手術のほか、腹腔鏡を使用した日帰り手術も行っています。
以下は当院で対応している手術方法になります。患者様の状態に応じて適切な術式をご提案させていただきます。
メッシュプラグ法
メッシュプラグ法は、1993年にアメリカのDr. Rutkowを中心に開発された手法です。ポリプロピレン製の傘状のプラグ(栓)を人工補強材として使用し、ヘルニアを起こしている筋膜の弱い部分に挿入して補強します。日本でも1995年から行われていますが、長期の経過観察により違和感や再発が報告されています。
リヒテンシュタイン法
1989年にアメリカのIrving Lichtensteinが考案した手法です。この方法では、外側から鼠径部全体をポリプロピレン製メッシュのシートで覆い、それを縫い付けます。前立腺手術などで腹膜の前面を十分に剥離できない場合や再発時の術野の露出が不足する場合に適しています。
TEP法
TEP法(Totally Extraperitoneal Hernioplasty)は腹腔鏡を使用した手術です。従来の手術に比べて負担が少なく、内臓を切開する必要がないため、患者の回復が早いことが特徴です。腹部に数ミリの切開を行い、腹腔鏡を挿入して腹腔の外側からヘルニアの修復を行います。腹腔鏡によって視覚化し、必要な部位を補強するための人工補強材(メッシュ)を挿入します。腹腔内の器官に直接アクセスせずにヘルニアの修復が行われるため、内臓への影響が最小限に抑えられます。
当院では、鼠経ヘルニアの日帰り手術の際に全身麻酔のほか、患者様の体への負担が少ない局所麻酔も使用しています。
患者様に応じた麻酔をご提案させていただきます。
全身麻酔
局所麻酔だけで感じる引っ張られた感覚をなくすために点滴から麻酔を行う全身麻酔にも対応しています。緊張による血圧の上昇や脈拍、筋肉への影響も最小限にとどめられます。
局所麻酔
麻酔による体の影響を最小限に抑えることができます。全身麻酔と異なり手術中に医師と会話ができますので、安心した状態が保てます。
1割負担 | 3割負担 | |
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鼠経ヘルニア手術 (麻酔等も含む) |
16,000円 | 48,000円 |
鼠経ヘルニアの日帰り手術は、保険診療にて行えます。ご加入されている保険や年齢により自己負担額が決定されるほか、年収に応じて高額療養費制度もご利用いただけます。
※金額表の料金は片足手術の場合の料金となります。
鼠経ヘルニアの
日帰り手術に対応
傷が目立たない
腹腔鏡手術対応医院
患者様の負担を最小限に
麻酔の選択
手術実績豊富
専門医による手術
プライバシー徹底
女性の鼠経ヘルニア
にも対応
駐車場完備・WEB予約導入
利便性の
高いクリニック
当院では、内視鏡検査による胃がんや大腸がんの早期発見や予防に努めております。
また、日帰り手術センターを併設しているので、痔や鼠径ヘルニア、下肢静脈瘤といった疾患も入院の必要なく手術が行えます。
住宅型老人ホームと連携をしているので、高齢の患者様のサポートもお任せください。水戸市・ひたちなか市・大洗町から多くの方にお越し頂いております。
院長はじめスタッフ一同、患者様やご家族の方々に、ご満足とご納得のいく医療の提供を心がけています。
かねこ消化器内視鏡 肛門外科クリニック 水戸院
院長 金子 健太郎
住所 | 〒311-1134 茨城県水戸市百合ヶ丘町8-5 |
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電話 | 029-304-0288 |
アクセス | 北関東自動車道 水戸・大洗ICより約7分 北関東自動車道 水戸南ICより約10分 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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9:00~12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ※ | ー |
15:00~17:00 | ● | ● | ● | ー | ● | ー | ー | ー |
祝日は休診となります。
※不定期 内視鏡検査のみ